東京フィルメックスの検索結果

審査員。左から ジャン=フランソワ・ロジェ(シネマテーク・フランセーズ・プログラム・ディレクター)、ジョヴァンナ・フルヴィ(トロント国際映画祭アジア映画プログラマー)、崔 洋一(映画監督/第10回東京フィルメックス審査委員長)、チェン・シャンチー(俳優)、ロウ・イエ(映画監督)  なかなか平日フィ…
石橋今日美
 今年のロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード(新人監督に与えられるグランプリ)に輝いた3作品のうちの1本『息もできない』(英題『Breathless』。来春シネマライズにてロードショー公開予定)を見る。監督ヤン・イクチュンは、短編『Always Behind You』(2005)で監督デビュー…
石橋今日美
 今年で10回目を迎えた東京フィルメックスのオープニングを飾ったのは、今年のカンヌ国際映画祭コンペティションをはじめ、各国のフェスティバルで上映されたツァイ・ミンリャン監督の10作目、『Visage』(英題『Face』)。以前本サイトでも触れたが、オルセー美術館×ホウ・シャオシェン(『ホウ・シャオ…
石橋今日美
 東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻の修了作品として制作され、第9回東京フィルメックスのコンペ部門に選出された濱口竜介監督の『PASSION』は、巧緻に作曲されたフーガを思わせる。主題となる旋律のように、俳優たちの語る言葉が、トーンを変えながら響き、カットとカットのつながりが構造的に変化してゆく…
インタビュー
Introduction 『ある朝スウプは』(2004)で鮮烈な長編デビューを飾り、長く新作の待たれていた高橋泉が、第8回東京フィルメックスのコンペティションで第2作『むすんでひらいて』を発表した。その新作では、なめらかに造形されたセリフとアクションに加え、編集のリズムや群像劇の演出に、またしても…
インタビュー
Introduction  11月17日から26日の日程で「第7回東京フィルメックス」が開催された。アジア映画の先端から、日本映画のクラシックまで幅広いパースペクティヴを持って映画を発信する同映画祭は、例年にもまして刺激的なプログラムを展開した。本年のテーマは"映画の未来へ"。東京フィルメックスが…
編集部
 アピチャッポン・ウィーラセタクンはすでに数々の国際映画祭から高い評価を得ている、1970年生まれのタイ出身の映画作家だ。東京フィルメックスでは第1回に『真昼の不思議な物体』(2000)が、第3回に『ブリスフリー・ユアーズ』(2002)が、第5回には『トロピカル・マラディ』(2004)がそれぞれコ…
インタビュー
──Colloque international pour le centenaire de la naissance du cinéaste français Jacques Becker ベッケルの旗のもとに  世界映画史でもっとも貴重な映画作家の一人でありながら、フランス本国でさえ、今日にい…
編集部
 エルンスト・ルビッチ(1892-1947)のトーキー時代に、『天使』(1937)、『桃色の店』(1940)をはじめとする9本の作品で抜群のコンビを組んだ脚本家サムソン・ラファエルソン(1894-1983)は、1943年のある日、「ルビッチ心臓発作にて倒れる」との報を受ける。秘書からルビッチ危篤の…
土田 環
 今夏逝去したダニエル・シュミット監督(1941年スイス・グリゾン地方生まれ)を悼み、10月から11月にかけていくつかの追悼上映イヴェントが東京で開催される。flowerwildに追悼文を寄せてくれた蓮實重彦氏が参加するアテネ・フランセ文化センターでの上映イヴェントを皮切りに、新文芸坐でのオールナイ…
編集部
 9月26日、東京国立近代美術館フィルムセンターにて「第7回東京フィルメックス」(11月17日〜26日、有楽町朝日ホール他にて開催)の記者会見が催され、同映画祭の開催概要が明らかになった。本年のオープニングを飾るのは、第63回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得した『三峡好人(原題)』(中国、ジャ・…
編集部
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