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エリック・ロメールの最新作が、オノレ・デュルフェ作の仏古典文学『アストレ』の映画化であると知ったのは数年前、東京国際映画祭のマーケットで日本の配給会社を探していた製作スタッフと出会ったときのこと。当時、入手したシナリオは残念ながら英語版で、ロメールが偏愛する古典フランス語の美しさを読み解くには至…
この映画の冒頭を飾る一連のシークエンスは、まさしく「ロメールの署名」と呼ぶにふさわしいものだ。『我が至上の愛』の原作であるオノレ・デュルフェ(1568-1625)の長編小説『アストレ』は、現在ロワールと呼ばれる旧フォレ地方を舞台としている。しかし昨今の都市開発にともなう雑音の問題から、この地での…
エリック・ロメール監督最新作『我が至上の愛 アストレとセラドン』の公開を記念して、銀座テアトルシネマにてゲストを招いたトークショーを下記日時で開催予定。 1月18日(日)19:00 トークショー開始 / 19:15 上映開始(予定) ゲスト:辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)×しまおまほ氏(漫画…
- S・スピルバーグ『リンカーン』──民主主義のカタルシス洋の東西を問わず、権力と映画はウマが合わない。 歴史上、権力が映画を利用しプロパガンダを作れば、ロクな作品ができた試しはないし……
- ジョアン・ペドロ・ロドリゲス レトロスペクティブ3月23日からアテネ・フランセ文化センターと川崎市民ミュージアムで開催。
- K編集長のcinema days vol.6『ギリギリの女たち』(2011年)を見たのは、昨年秋の第24回東京国際映画祭の特別上映「震災を越えて」でのことだった。
- 映画が生まれる場所
──第64回カンヌ映画祭報告[journal]批評家週間の充実等、見所多い今年のカンヌ。 - 無限に拡散する自己「像」を肯定できるのか?
——D・アロノフスキー『ブラック・スワン』[film]ダンサー、ニナの「像」をめぐって - イタリア人による“アンチ・ルネサンス”の賛歌
『四つのいのち』監督ミケランジェロ・フランマルティーノ インタヴュー[interview]老人やぎと木と木炭のサイクルを描く異色作監督。