書評

万田邦敏著『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(港の人刊)  万田邦敏の批評集は「恥ずかしさ」を主題に書かれた点で、本当に希有で啓発的な書物だと思う。万田のいう「恥ずかしさ」とは、1970年代に「新人類」と呼ばれた同世代のパロディ感覚やシラケの感覚とは、無関係ではないけれども、しかし似て非なるも…
三浦哲哉
[書評]山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局編 『ドキュメンタリー映画は語る 作家インタビューの軌跡』  本書『ドキュメンタリー映画は語る』の中で、聞き手である阿部マーク・ノーネスは佐藤真に対して率直にも「(…)どういうわけか多くの人たちは日本ドキュメンタリーの方法論の話をする時には(中略)だ…
上山 実
 ポンピドゥー・センターは2006年4月から「イメージの運動」という総題のもとに新しい所蔵品展示をおこなっている。中心となるのはフィルムあるいはヴィデオを媒体とする作品が左右に投影される廊下上のエリアであり、それを挟んで絵画、彫刻、写真(そしてまたヴィデオ)などが配されている。  後者を組織する軸…
森元庸介
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